12月 15

                                                マンション業界コラムVol.60

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都内の湾岸エリアに本格的なタワーマンションが登場したのは90年代の終わり頃。当時の購入者像をみると、価格の割安感やまだ未成熟なエリアイメージを反映するように、ごく一般的なファミリーやとにかくタワーに憧れる若いカップルが多かったようです。

あれから約10年・・・東雲、豊洲、有明、台場など湾岸エリアにはたくさんのマンションが建ち並び、交通網や街の整備も飛躍的に進みました。今後も発展が期待される湾岸エリアですが、湾岸はどんな人々が住むエリアになってゆくのでしょうか?

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「湾岸を選ぶ人って、なんとなく、青山、広尾、麻布のような都心のブランド立地を選ぶ人とはちがうイメージがあるけれど、一体どんな人たちなの・・・?」
「湾岸のマンションを検討したいけれど、周りの人の雰囲気が自分や家族と合うかな・・?」
など、気になるところです。

そこで、アンケートを行い、「住みたいエリア」が異なる3つのグループを比べてみました。

グループ(A)…都心のブランド立地に住みたい人
グループ(B)…湾岸に住みたい人
グループ(C)…都心以外の東京都内に住みたい人

結論から言うと、湾岸グループ(B)の人と、都心ブランドグループ(A)の人には、ライフスタイルや志向性にいくつかの共通性があることがわかりました。具体的にみてみましょう。

<グラフ>

湾岸人と都心ブランド派の共通点

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↑:湾岸人は、都心ブランド派と同様に、海外・文化・芸術への関心が深い。

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↑:湾岸人は、都心ブランド派と同様に、知的でおしゃれ。

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←:湾岸人は、都心ブランド派と同様に、周辺住民のモラルや文化度を重視する。

←:湾岸人は、都心ブランド派と同様に、住む街に洗練・高級・ステイタスを求める。

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↑:湾岸人は、都心ブランド派と同様に、銀座や都心のトレンドゾーンを使いこなす。

※DGコミュニケーションズ調べ

◇調査対象 25才以上男女

都内、川崎市・横浜市、千葉湾岸(千葉・浦安・習志野・市川・船橋市)在住の方

n=309

もちろん、湾岸人と都心ブランド派が異なる点もあります。例えば、これは当然といえば当然ですが…
「湾岸人は、マンション立地に開放感や海辺・水辺環境を重視する。」(グラフd)という特性があったりします。つまり、今、湾岸を選ぶ人は、基本的に都心ブランド立地を選ぶ人と同じようなハイクラスな志向性を持っていて、さらに都心では得られない開放感をも求めている・・・。

もはや、湾岸に住むことは「妥協」ではなく「こだわりを持った都心居住」のひとつの形なのかもしれません。

例えば東京湾の水面のきらめきを日々感じたり、ベイブリッジ越しに都心の夜景を眺めるといったイメージも、もとからマンションに付随していた要素ではなく、湾岸を選ぶハイクラス志向の人のこだわりから生まれ、定着してきたスタイルではないでしょうか。

本来、都心ブランド立地には、ゆるぎない知名度、土地の由緒など、湾岸では決して得られない様々な魅力、価値があります。麻布や赤坂の坂道を歩くと、豪邸が贅を競う街並みよりも、由緒ある1本の樹木や、屋敷跡の古びた生垣に心を動かされるものです。

当然ながら、「都心」と「湾岸」という2つのエリアに全く同質の人々が住んでいるわけではないでしょう。しかし、湾岸マンションが10年前とは異なる新たな価値を持ち、「自分らしく都心に住みたい」ハイクラス志向層の選択肢となってきたことは確かだといえそうです。

街は、インフラなどのハード面だけでなく、住む人のライフスタイルによっても変化していくようですね。皆さんも、刻々と変化する様々なエリアを、「今」の目線でもう一度じっくり比べてみてはいかがでしょう?マンションDBの街力(まちりょく)がお手伝いしますよ!

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12月 2

                                                マンション業界コラムVol.59

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気がつくともう12月になっている。街はあちこちでLEDのイルミネーションが煌きはじめ、ほんのりとクリスマスの気配がしてきた。

私は最近、丸の内周辺を歩くのが好きで、東京国際フォーラムから皇居寄りに1本入った「丸の内仲通り」が気に入っている。銀座ほど派手ではなく、それでいて質の高いブランド・ショップが軒をつらねている。有楽町から東京駅のほうへ進むと、次第にオフィス街のイメージが強くなるが、華やかなカフェやブティックがあり、とても洗練されている。都市の景観としてはロンドンやパリ、そしてニューヨークにもひけをとらない。

「ユー・ガット・メール」という映画がある。公開されたのが10年前(1998年)だからひと昔前になるが、なぜかいまどきの東京を歩きながら想い出した。

舞台はニューヨークのハドソン川近く。アッパー・ウエストサイド地区を「人々が暮らす」視点で実感できるのがいい。広場では日常的にファーマーズ・マーケットやお祭りイベントが開催されるし、地元に根ざしたスーパーマーケットや緑豊かな公園もある。都市には生活の営みがあり、主人公たちが暮らしているのだ。

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演じるキャストはこの地区で古い本屋さんを営むメグ・ライアンと、そのすぐ目の前に新しい大規模の本屋を出店しようとするトム・ハンクス。本人たちは自分のいる状況に関わらず、しかも顔も知らないまま「Shopgirl」と「NY152」という名前でメール交換をしている。現状のそれぞれのパートナーにどこか違和感をいだく二人は、新しい境地を求めて仮想の世界で結ばれようとする。

そしてある日、トム・ハンクスはメグ・ライアンの経営する本屋で現実に彼女とめぐり逢うことになる。トム・ハンクスは、彼女が子供たちに絵本を読んで聞かせる姿を見て好意をいだく。ところが、メグ・ライアンはあるパーティの席上で彼が自分の店を廃業に追い込もうとする大規模書店の経営者だと知ってしまい、彼を嫌う。現実とメールの世界であれこれ事情が交錯しながらラブ・ストーリーは展開していく。

ユー・ガット・メール 特別版 DVD \3,980(税込) ワーナー・ホーム・ビデオ

なかなかハリウッド映画らしい脚本と演出だと思ったら、コメディが得意なビリー・ワイルダー監督に影響を与えたエルンスト・ルビッチの作品(1940年)のリメイクだという。原作ではメル友ではなく「文通相手」なのだ。すべからく歴史はくり返されるもの。脚本家であり映画監督の三谷幸喜が敬愛する、あのビリー・ワイルダーに影響を与えた人といえば理解しやすいかも知れない。

さて、どうして今回は映画の話をしているのだろうか。

映画の中でメグ・ライアンはなかなかステキな生活をしている。役どころの彼女は、母の代から受け継いだ絵本を扱う小さな本屋を愛すべき店員たちと一緒になんとか継続したいとがんばっている。プライベートでは自分のアパートメントで恋人と暮らしながらも破局寸前だ。でもどこか芯が強くハッピーな感じがするのが彼女らしい。自分のアイデンティティをもった自立した女性なのだ(本人はそう思ってない様子だが)。

ごくあたりまえだが、都市で生きいきとしている女性を見るといつもこんな風に思うことがある。彼女たちのライフスタイルは本人たちが思うよりもっとドラマ性があり、働く場所や街、人間模様を交えて見れば、映画やドラマのように魅力があるのではないかと。どうも最近は男性よりも女性の方が元気に思えてならないのだ。そういえば経済ニュースを見ても女性の経営者が多い気がするし、大学教授などに専門的な質問を投げかけるのも女性キャスターだったりする。

ここでやっとマンションDBに結びつく話をしなければと思うのだが、正直ちょっと苦しいところもある。マンションDBでは積極的に「働く女性」を応援する企画や特集を組んでいる。都市で仕事を持ちながら暮らす女性にはできるだけふさわしい住まい(マンション)を見つけてほしいからだ。

市場としては、さまざまな都市型コンパクトマンションが開発され、ブランド化されるなど新しい取り組みが目立つようになってきた。もちろん女性専用の分譲マンションはまだ少数だと思うが、都市で働く女性が住むことを意識した商品はかなり増えてきている。駅からのアプローチや周辺環境を考えて、接道するマンションのエントランス部分を見えやすいように設計したり、防犯カメラの増設や警備会社との連携を強化したりする施策はまさにマンション購入層の女性に重きを置いているといってもいい。

いま世界的な経済クライシスがマンション業界を襲っている。こんな市況の中でマンション購入を控えようという雰囲気が漂い始めている気配もあるが、何事もポジティヴに考えたいものだ。古い本屋を廃業して、新しい境地にチャレンジしようかと考えるメグ・ライアンの役どころのように、勇気を持って明日に向かえば、あなたももっと幸せを得られる可能性が高まるのではないだろうか。

最後に蛇足ではなく、補足だが、マンションDBにはさまざまなお得な情報が得られるメール機能がある(価格速報&新着物件お知らせメール)(お得速報お知らせメール)。マンション選びにはぜひこちらをご利用いただきたい。

Merry Christmas YOU’VE GOT MAIL

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