11月 17

                                                マンション業界コラムVol.58

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一般人にとって住宅の次に高い買い物と言えばクルマだが、アメリカではGMなどの自動車メーカーが危機にさらされている。一時の原油高で燃費の悪い大型車が敬遠され、燃費のよい日本のエコ・カーが一気にメジャーになったのだ。もっとも日本の自動車メーカーも、今では円高と景気の後退により、一転して苦しい状態に陥っているのはなんとも皮肉だ。

私は頭文字に「A」が付くフランスの古いスポーツカーに乗っている。15年以上昔の「エコ」とはほど遠いクルマだ。車検の排ガス検査をパスしなかったこともあるし、ガソリン消費量も多い。それでも乗っているのはドライビングが好きだからだが、近頃はできるだけ乗る回数を減らすことを心がけ、効率のいいエコ・ドライブを実践している。

ちなみにF1の世界では決められたレギュレーションの中で熾烈なエンジンの開発競争を繰り広げ、各メーカーが新しい技術をつくりだしている。日本のTOYOTAもHONDAもそのようにして燃費が20km/リッター近くで走るハイ・パフォーマンスなクルマを世に送り出しているのだ。効率のいい燃料供給に必要なオンボードコンピュータも、可能な限り速く、長く走るというF1の技術から進化したものだ。

身のまわりでは「地球にやさしい・・・」「次世代の子供たちのために・・・」と声が上がっている。だから今回は「エコ」について話しをしたい。今年(2008年)の夏は洞爺湖サミットが行われ、地球温暖化を抑止しようという気運が高まってきた。国も、企業も、人々も、こぞってエコに向かって進むのはいいことである。

さて、そろそろマンション業界に話を移そう。「エコ・マンション」って一体何だろう?まわりでよくこんなことを聞かれるけど、調べてみてもどうもはっきりしたエコ・マンションの定義はないようだ。

たとえば「オール電化マンション」。これは確かに家庭で火を使わないからガスを燃やすよりも地球を暖めることはないような気がする。ただ電気を作るのに、火力発電は原油を使っているし、原子力にしても原料であるウランの精製や処理に大量のエネルギーが消費されるそうだ。するとオール電化マンションはエコではないのか?なんて疑問も生まれる。

そもそもマンションは一度購入したら、家族の変化や成長の中で永く住みつづけることが常識的だ。オール電化にしても技術の進化に伴って、将来使いづらいものになって欲しくはない。地上デジタル放送のようにシステムが移行して設備も変更するといわれても困ってしまうからだ。

以前エコに取り組むマンションについてコラムで紹介した(マンション業界コラムVol.50)。それはマンションで使用する電力の一部に、自然界から得られる太陽光、水力、風力など、繰り返し再生可能なエネルギーから生まれた電力を購入してあてるというものだ。ちょっとややこしいが、要するに二酸化炭素をできるだけ排出しないで作られたクリーンな電力を使うということ。これならもっとエコ・レベルが高いのではないか。

ここでエコ・マンションをいくつか紹介してみよう。

・エコヴィレッジ鶴瀬
コンセプトに「エコミックスデザイン」を掲げてシリーズ展開するエコヴィレッジシリーズ。「緑」「風」「陽」「水」をテーマに、緑化を重視した敷地計画、住戸内ではバルコニーの「緑のカーテン」や床・壁・天井の調湿性に配慮した素材選びなどを実施している。(物件詳細はこちら)

・ビオ・ウイング ユーカリが丘
屋上にソーラーパネルを設置してマンション共用部で使用する電力を一部まかなったり、マンション全体で電気を一括購入することで節約と節電を心がける配慮をしたり工夫がいろいろ。また省エネルギー性能や環境への取り組みなどを評価する「環境共生住宅」の認定も受けている。(物件詳細はこちら)

・クレヴィア本郷
エコ・マンションとはうたわれていないが、前述のように自然界の再生可能なエネルギーでつくられたクリーンな電力を購入することで、間接的にCO2削減に貢献しようという試みをしている。マンション購入者も住んだときの気分がいいのでは。

マンション選びはまず立地からといわれることが多い。生活の拠点となる場所は大事だし、暮らしのパターンや地縁性、そして嗜好性も重要だ。だからこそ器としてのマンションにはオールラウンドに高品質・高性能を前提としたい。

再生可能な自然エネルギーは、エコ・マンションにとって理想に近いかもしれない。しかし、残念ながら今のところコストが高い。住宅づくりの世界でも、F1のように最高の技術を競い合う「スーパー・マンション」(ちょっと響きが安っぽい?)のようなものがつくられて、いち早くエコ・エネルギーが一般化されるとよいのだが。一見クルマよりも先にマンションの「オール電化」が進んでいるように見えるが、まだまだ本当の意味でのエコ・ソリューションははかられていない。

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11月 4

                                                マンション業界コラムVol.57

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不動産広告の世界では、「都心」という言葉が朝ごはんのようによく使われる。近くても、遠くても。
今回はキャッチコピー「都心さえ、あこがれる街。ニ子玉川」で如実にうたい上げられた<二子玉川ライズ タワー&レジデンス>を特集したいと思う。(物件詳細はこちら)

■ここは都心ではない

住みたいマンションを探そうとするとき、都市で生活を営む人たちは現実的な欲求として「都心」への近さにあこがれる。
二子玉川は東急田園都市線の急行に乗って、たった2駅で渋谷へ11分で行けてしまう。それなのに目の前には多摩川が流れ、豊かな自然がまさに「田園風景」として大きく広がっている。この立地・環境は都心の一等地に立地するタワーマンションの居住者から見ても魅力的だろう。夏には多摩川で花火が上がるし、冬の空気の澄んだ日には富士山がひときわ美しい。第3京浜や東名に乗れば、横浜だって箱根方面だってひとっ跳びで行ける。もともと国分寺崖線(がいせん)と呼ばれる台地に育まれたこのエリアは政界・財界の要人たちから邸宅地として好まれていた歴史もあり、知る人ぞ知る東京のステイタス・ゾーンなのだ。

■住む文化があってこそ

世田谷区は23区の中で最も人口が多く、大田区に次いで土地面積も大きい。だから住宅が多いのもあたりまえだ。
二子玉川にほど近い瀬田や岡本は、大正・昭和の時代から住宅地として開発され、一度根を下ろすと永く住み継いでいくという「住む文化」が古くから息づいている。三菱財閥の岩崎家ゆかりの地であったり、首相を務めた高橋是清の別邸がかつてあったりと枚挙にいとまがない。瀬田四丁目広場では昔のたたずまいの日本家屋に実際に上がって見ることもできる。そうした住文化が根付いている土地だからこそ、世田谷エリアに住み、二子玉川の街を行きかう人々の姿を見ると、彼らがどことなく自然で上質な生活様式を持ち、本当の意味で洗練されているように感じられる。

■ビジネスマンがいない街

平日でもスーツ姿を見ると、どこかヘンな感じがするのが二子玉川の街。
調べてはいないがこの街に会社はあるのだろうかと思う。もちろん銀行だってあるし、ないわけはないのだが、どうしてもカジュアルなファッションが似合っている街だという印象が強い。二子玉川は、住宅地として知られる同じ世田谷区の自由が丘や成城方面に暮らす人々からも愛されている。彼らのあこがれの標的は、何と言ってもブランド店が軒を連ね、美食家たちで賑わう<玉川高島屋>だ。渋谷や新宿へ行くのではなく、あえて都心と逆方向の二子玉川に来る人たちが多いのだという。二子玉川は、ひとことで言えば女性が主役のセレブな街といってもいいだろう。

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■タワー&レジデンス インフォメーションサロン

10月23日、業界人として<二子玉川ライズ タワー&レジデンス>のインフォメーションサロン(販売センター)を訪れた。この週末から一般に向けての「モデルルームオープン」とあってピリッとした緊張感が漂っている。インフォメーションサロンは建設地のとなり、ちょうど工事中の現場を見渡せる場所にあり、そのまま現地を体感できる絶好の場所だ。

エントランスアプローチを抜けるとレセプションがあり、名刺をあずけて受付を済ませる。その先は奥行き20mもあろうかという広大なラウンジが控えている。ここに来る前に現地周辺を先に見てまわってきたので、同業の方々の人波は過ぎ去っていて、私一人だけだ。まるで開けたばかりのホテルのバーラウンジみたいに、澄みきった真新しい空気が気持ちいい。流れる音はヒーリング・ミュージックの効果音のみ。これからプレゼンテーションを受けて物件を吟味するのだという期待感がゆっくりと高められていく瞬間だ。

フライト・アテンダントならぬマンション・アテンダントの女性にエスコートされて、お決まりのシアタールームへ導かれる。シアターでは、座席はできるだけ中央の最前列に腰かけるのがおすすめしたい。すべての映像と音響にいちばん集中できる場所だからだ。実際に住んでみたときの住空間の臨場感を楽しんだり、鳥の目になって天空を飛び、タワーのそそり立つ街の景観を眺めたり、バーチャルでありながら本物を肌で感じるようなリアルな体験ができる。

続いてコリドーを通って模型ルームに入る。ここでも本番さながらにアテンダントの女性にエスコートされる。中に広がる暗く照明の落とされた空間は、スタンリー・キューブリックの映画「2001年宇宙の旅」の船内ドームを彷彿とさせ、3本のタワーと2つのレジデンスの模型が鎮座している。開発される街全体(分譲予定の街区)は40分の1のスケールで、2層吹抜けの大空間の中で回転してお披露目される。この模型ルームは上の階にある宇宙船のような窓からも眺めることができるという心にくい演出だ。

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2階に昇るといよいよモデルルームだ。1LDK・92m2と2LDK・84m2のExcellentタイプ、そして2LDK・159m2のPremium PLUSタイプという合計3タイプのプランが用意されている。内容については語るよりも写真を見ていただきたい。空間は目で見るものだから。あとは肌で感じ、自分の温もりを部屋の空気と馴染ませてみるとよくわかると思う。ぜひあなたにも、この幸福な体験をしていただきたいものだ。
(資料請求はこちら)

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