11月 26

                                                 マンション業界コラムVol.15

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●「豊洲」の変貌にびっくり!
 みなさんは、東京湾岸エリアにいらっしゃったことがありますか?お台場とか東京ディズニーランド・・・?いいですねー。映画館やショッピングセンターがあって、誰もが一度は家族や友だちと出かけたり、デートで使ったことがありますよね。
 でも、最近は、銀座からたったの3駅で行ける「おしゃれな湾岸」もあるんです。
 その名は「豊洲」。つい5年くらい前までは、倉庫や工場が多い業務的な雰囲気の街でした。それが、久々行ってみると・・・降りる駅を間違えたかな?って思うほどの変わりよう!
 先端のオフィスビルの向こうには、大規模ショッピングセンターやシネマコンプレックス。おしゃれなレストランや水辺のカフェ。広い公園や、スタイリッシュな大学キャンパスもあります。「豊洲」は東京メトロ有楽町線で「銀座1丁目」から3駅です。銀座に来るついでに、一度足をのばしてみては?

●みんなが住みたい「豊洲」
 さて、こんな豊洲には、マンションもたくさん建ちつつあります。マンションDBの「駅力(リョク)」ページのアクセスランキングでも、豊洲は3ヵ月連続の東京トップを続けています。やはり今注目を集めているエリアなんでしょうか。建築中のタワーマンションを見ていると、こんなおしゃれな街に住めたらいいなーという気持ちになってきます。
 ところで、豊洲って江東区なのですが、江東区には独特の歴史や趣きがありますよね。いっぽう豊洲はちょっとイメージが違うかな・・・とも感じます。地元や周辺の方々はどう思っているのでしょうか?そこで、江東区、江戸川区の人たちにアンケートを実施してみました。

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 まず、エリア別に居住したいと思うかという意向を聞きました。同じ江東区でも「大島」は地元の人には大人気ですが、それ以外の人は(いま持っている情報やイメージでは)わざわざ移り住もうとは思わないようなのです。ところが、「豊洲」は江東区、江戸川区の全域の人が高い居住志向を示しました。(グラフ① グラフ②)

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 次に、エリアや街の名前から連想するイメージについて聞きました。「江東区」「湾岸」「豊洲」のそれぞれ持たれているイメージを比較すると、(グラフ③)
○江東区、湾岸、豊洲の3つに共通するイメージは、「倉庫などが多く、都心に近い水辺のエリア」
○江東区にはなくて、湾岸・豊洲にはあるイメージは、「夜景や眺望がきれいで将来性がある街」「お洒落でステイタス性が高く、ショッピングの充実した街」
という分析ができそうです。

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 「豊洲」は、従来の「庶民的な江東区」とは一線を画す、「おしゃれな都市性」というイメージを備えています。このイメージが、豊洲だけでなく「湾岸エリア」を江東区の一環を越えた「独立区」的な存在に変えたのではないでしょうか。豊洲に対する高い居住志向は、今後、開発が進む湾岸エリア全体へ波及していくのかもしれません。

●「独立区・湾岸」か「歴史と情緒の内陸」か?あなたはどちら?
 とはいえ、先ほどのイメージ調査で、ちょっと気になることもあります。豊洲や湾岸には、江東区が持っていた「歴史がある」、「情緒がある」といったイメージがあまりないのです。
 豊洲に代表される、おしゃれな「独立区・湾岸」を選ぶのか、歴史や情緒ある江東・江戸川区の内陸方面を選ぶのかは、やはり住む人の価値観やライフスタイル、そして地縁などにもよるのでしょう。どちらも魅力的だし・・・うーん、またまた迷ってしまいます・・・。

※グラフ出典「創芸オリジナル調査」

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11月 19

                                                 マンション業界コラムVol.14

 牡蠣が旬の季節になりましたね。生で食べてもフライで頂いてもおいしいですが、夏場にどれだけ食べたいと念じても、手に入れることができない、まさに季節ものの食材ですよね。

 実は、マンションも牡蠣のように、季節によって販売される戸数が多くなったり、少なくなったりします。
 マンションは一般的には、春と秋に多く販売され、夏と冬は販売戸数が少ないと言われています。実際に首都圏で1年間に販売される新築マンションの住戸数を月別に見ると(グラフ1参照)、毎年、3月と5月、それから9~10月に販売のボリュームがあることがわかります。1997年から2006年までの10年間の平均で、3月と5月には1年間に販売されるうちの19.7%が、そして9~10月には18.6%が販売されています。つまり、この春・秋の4ヶ月間で1年間に販売されるマンションのうちの4割弱が販売されることになるのです。新規に販売される住戸を誰よりも先に求めたいのであれば、春か秋に探すのが選択肢が広がるというわけです。

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 では、今からの冬の季節はマンション探しには適していないのでしょうか?いいえ、決してそうではありません。何故なら、今までの春・秋重視の販売に、最近は少々「変化」がおきていて、冬場に商戦を設けるマンションが増えているからなのです。

 12月から年明けの1月にかけての2ヶ月間に販売された新築マンションの住戸数が1年間にしめる割合の推移を見ると(グラフ2参照)、1997年度以降、年によって多少の上下はあるものの、徐々にシェアが高まっていることがわかります。特に昨年の2006年度は17.9%と、この10年間で最高値を記録しました。冬にも多くの住戸と出会えるというわけです。

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 ちなみに、販売戸数が一番少ないのは8月です。1年間に販売される全住戸の4%程度しか販売されていません(グラフ1参照)。もしもこの時期に買いたい、と思い立っても、良い住戸が見あたらなければ、秋まで待った方が良さそうですね。

 さあ、これからの季節もマンション探しにとってはまだまだ「旬」です。食べ逃さないよう、このマンションDBでしっかりチェックをしてから、お目当てのマンションをはしごしてはいかがでしょうか。

 マンションDBでは、「2008年先取り新春販売マンション特集」を特集ページでご紹介しています。そちらの方も是非参考にしてください。(2007年11月19日現在)

※グラフに使用したデータ元:マスフォーム2006。エリアは1都3県。

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11月 12

                                                 マンション業界コラムVol.13

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 土地は今、再び「バブル」と呼ばれる様に、激しく値上がりし始めています。マンションの価格上昇に、何かいい対策はないのでしょうか?分かりやすくするために、ここに4000万円の分譲マンションがあると仮定します。おおまかに土地2000万円、建物2000万円と分けてみましょう。(実際の内訳詳細には、税金、金利負担分、諸経費等として2割強が含まれていますが省略します。)一般的にマンションは、土地の仕入れから商品企画、設計、建築確認取得、販売に至るまで約2年かかります。この中で、土地代はゼネコンが用地を購入する時にすでに確定されているので、マンション分譲時の約2年前の土地購入費用2000万円がそのまま販売価格に含まれ、商品として供給されます。

 また、建物を作る建築コストも土地と同様に激しく上昇しています。マンションの原材料には、コンクリート・木材・鉄筋・ガラス・パイプなど様々な資材があり、最近顕著に値上がりしています。中でも全体に大きく影響しているのが、「原油価格」だといえます。石油は鉄を溶かして様々な部材を作る製造過程や物資を運ぶ輸送過程で消費され、また石油自体がプラスチック製品の原料として使われます。まさに石油は「産業の基」と言えるでしょう。

 1990年代に1バレル20$台で安定していた原油価格は、2000年代に入ると、まだ記憶に新しい01年「9.11テロ」を契機に、上昇の一途を辿り、今年11月上旬時点で95$(史上最高値)を超え、なお上昇を続けています。この原油価格の変動が、マンション建設にどれだけ影響を与えているかは断言できませんが、このチャートを見る限り、マンション価格は暫く「上昇すれども、下落なし」という大きな波動は予見できそうです。

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                                                  資料:商品取引会社HPより(一部加工)

 ゼネコンの営業マンにマンション工事費を訪ねると、仮に標準20坪として1年前であれば、1戸当り1300万円内外想定していれば、エントランスやエレベーターを含め、工事を請け負えた。ところが、今は1800万円強の工事費を見ておかないと受注できないという。今この段階で既に500万円のコストアップになっていて、もし前述した原油や鉄鋼などの原材料価格の上昇を予測し間違えると、ゼネコン側が差損を被ることになるわけです。

 単純に考えると「いま4000万円で買える同程度のマンションが、1年半~2年後4500万円を出さないと買えない」、という事態になるかも知れません。

 何もかも値上がりすると暗い気持ちになりますが、対策はまだあります。それは簡潔に言うと、「価値基準を明確にすること」です。大切な住処としてのマンション購入を急かされたり煽られたりして決めるのはもちろん得策ではありません。そんな気は毛頭ありませんが、御自身や御家族の住まいに求める優先順位を的確に定めて、本当に御自身や御家族が欲する物を手早く決める、これがポイントだと思います。

 例えば、価格面。夫婦の合算年収X万円、生活費や子供の教育関連費が年間Y万円なので、住居費として回せる金額は年間Z万円。つまり住宅ローンの年間返済額Z万円は上限。次に、立地面。今住んでいるA市周辺、駅から約B分の徒歩圏でC㎡の住居を探す。そして、プラン面。南向き(南東までは許容範囲)、というような諸々の条件を紙に書いて整理する。(ここで頻繁に夫婦喧嘩となるようです。拙宅も、そうでした。)

 価格や立地、プランの条件を整理せず、モデルルームの案内がある度に、販売センターに出向くだけでは、たとえ10物件見ても、20物件見ても「ああ、これいいね。この前のあれが良かったね」で終わってしまうのではないでしょうか?最初の5物件ぐらいで「うちの重要項目は、これ。譲れない項目は、これ」と販売員に自信もって言えるようになることが肝要だと思います。皆さん、このマンションDBで眼を肥やして、まずは資料請求しましょう。ご健闘を祈ります。

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11月 5

                                                 マンション業界コラムVol.12

 前回の調査から、マンションの共用施設にどのようなものが求められ、居住者に利用されているのかが見えてきました。今回は物件の規模や都心・郊外などの立地に関わらず設置率の高かったマンションにおける“ゲストルーム”について体験レポートをしたいと思います。

 宿泊させていただいたのは東京の川沿いに建つタワーマンションのゲストルーム。実際に行ってみるまで、戸建て育ちの私としては、いくつかの疑問があったのは事実。人を招くときに“ゲストルーム”を用意する必要性や利用価値があるのだろうか、あるいは招かれた人にとって本当に魅力的だろうか?これを読まれている人の中にも「ゲストルームなんてあっても使わないよ」という方もきっといらっしゃるかも知れません。そもそも家族や友人を呼んで自宅マンションに宿泊してもらうなんていう習慣はまだそんなにないですよね。それでは最初に、タワーマンションに暮らすことの魅力の片鱗でもお伝えできればと、マンションのアプローチ部分から始めましょう。

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 まず、エントランスホール・・・話は多少それますが、広告で見たCGとほとんど同じことに驚きます。しかし最近のマンションのエントランスは本当にホテルのようです。友人を招いたときにとりあえずラウンジで待っていてもらう・・・そんな生活が得られるのも最近のマンションを購入するメリットかも知れないですね。招く方にも招かれる方にも気持ちのいい空間でした。

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                                                       ゲストルーム完成予想CG
▲26階建てのこのマンション。ゲストルームは21階にあります。タワーマンションを満喫できる眺望とビューバスがある部屋です。ちなみにパンフレットではこんな感じ・・・(これはCG)。

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                                                    21階ゲストルームからの眺望写真
▲ここからの眺望は、本当に美しく気持ちがいい。自分には遠くまで見えていて、外からは誰からも見られてないっていう感覚が“開放感”なんだと改めて思いました。タワーマンションが流行る理由がちょっとわかった気がします。毎朝こんな景色を見ながら起きるのは気持ちいいでしょうね。

 続いてはビューバスです。タワーマンションの特徴としてビューバスプランというのは、近年だいぶ増えてきています。しかし、自宅をビューバスにするのって結構冒険だし、踏み切るには勇気が要りますよね。でもこんな眺望で毎日風呂に入れるって言うのは本当に贅沢な時間だと思います。
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▲ビューバスは高層階でしか出来ないことだし、個人的には恐れずに検討する価値絶対ありだと思いますよ。

5.JPG ▲ちなみに湯船はこんな感じ(二人用?)、大きいです。  ▲これがベッド、フカフカで清潔な印象でホテルみたい。

まとめると
 今回、マンションのゲストルームに泊まってみて感じたことは、とにかく特別な経験をさせてもらった感。タワーマンション生活のお裾分けというのでしょうか。タワーマンション生活自体は気持ちいいかも知れませんが、きっと毎日外を見続ける人は少ないのかも・・・。しかし、たまに訪れて体験した人としてはこれほどの“もてなし”は他にはないと思います。

 現在もさまざまな形で新しいサービスが提供されているマンション業界。居住者のための実需の施設も多いが、ゲストをこれほどに気持ちよくしてくれる施設は非常に価値が高いものだと確信しました。

ちょっと気になったところ・・・
・ビューバスはとっても気持ちいいが、すぐ曇るのが残念。
・ホテルみたいにアメニティグッズもあればいいのに。

 こうしてゲストルームに焦点を絞って紹介しましたが、他にもいろいろな施設があります。そのどれにも言えることとして、“自分が楽しめる”という点がすべてです。でも、戸建てでは得ることが難しい “お客を楽しませる”という点において、マンションの共用施設は特別な意味を持っています。自分らしいライフスタイルを実現させるのはもちろんですが、お招きする人にもこんな“もてなし”をしてあげたいというゆとりの気持ちで、共用施設を吟味しながらマンション選びをしてみるのも素敵かも知れません。

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